2018/06/11 「症状がないから健康」…ではないんです。

 

「症状」があると辛いですよね。

 

症状が無いにこしたことはありません。でも、「症状がない」＝「健康」とはいえません。

 

人間、生まれてきた以上、どこからしら持って生まれた弱い部分はありますし、日常の生活で疲労が蓄積されていきます。

 

そこでよほど、休養をうまくとって、自身のケアをしっかりされている方でなければ、体はどんどん老化していきます。

 

老化していくということは、単にシワが増えたり、体力が衰えたりすることではないですよね。

 

自律神経をはじめ、ホルモンバランスが崩れやすくなり、筋肉・血管・内臓等の器官・組織の疲労が蓄積することで機能が低下していきます。

 

これは仕方がないことなのですが、それが過剰であったり、生命活動に支障を来すようになると、体は「症状」というサインを出して、その部位や臓器に問題があることを教えてくれます。

 

そして、しっかり休養をとることで、本来であれば自然治癒力で回復するようにできています。

 

その「症状」というサインは、悪い所すべてから発信されるわけではないのです。身体は優先順位を決めて、サインを送ります。最も状態が悪い順に・・・といっても良いでしょう。

 

その悪い場所というのが、体液の流れが悪く、筋肉が緊張して、神経が圧迫を受けている状態なのです。(多くは内臓からの反射＝内臓体壁反射)

 

では、その症状が無いときは、体に問題がないのかといえば、もちろんそうともいえますが、一方で、どこもかしこも全体として平均的に悪いと、症状がでないことがあります。

 

前述の説明でいえば、体の圧力が(生命力の低い位置で)一定に保たれているため、症状として感じにくくなっているのです。

 

その傾向は高齢者の方によくみられますが、最近では若い方でも多くみられます。

 

当院の指標として最もシンプルなのは、「頭を触ってみて、大きくなっていること」です。

 

気になる方は一度、ご来院されてみてください。頭というのは体調によって大きさが変わります。

 

大きいときは、脳が圧迫ストレスを受けて、本来あるべき自然治癒力の働きが阻害されている状態なのです。

 

 

 

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