2021/05/22 ８：２の法則は健康面や行動パターンにも当てはまる？

８：２の法則をご存知の方も多いと思います。

 

よく知られている例が、会社の売上げ。

 

会社の利益は全社員の２割の人によって支えられているそうです。

 

言葉を選ばずに言えば、２割が仕事のできる人。８割がそうでない人。

 

これをさらに分けると、２割の中でもさらにその２割が超エリートと呼ばれる人たちであったり、上役になる人。

 

仕事ができない８割の人の中にもまた８：２に分けられ、８割は給料さえもらえばいいと思っている人。残り２割は自分の給料の分も働かない人。

 

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そしてこの法則は面白いことに、人々の健康面や健康に対する意識にも当てはまるように思います。

 

たとえば、年代にもよりますが、健健康番組やニュースで専門家が言っていることが間違いないと思っている方は８割。そうとは限らないと常に疑問を持っていたり、体質には個人差を優先すべき…等と思っている方は２割。

 

 

その病名にもよりますが不治の病を宣告されて、深く落胆し受け入れられない方が８割。事実を受け入れてクヨクヨしていても仕方ないので前向きになる、又は病の原因は自分にあると考え、その生き方や考え方を変えたりする方が２割。

 

当院のホームケアをお伝えさせて頂き、決められた頻度を毎日行っている方は全体の約２割。８割の人は全くやってないか、頻度が少ないか、思い出したときにやるという方（笑）。

 

つまり、この８：２の法則はざっくりですが、どこにでも当てはまるようです（笑）。

 

だから私も無理に患者さん全員にホームケアをやってもらおうと思っていません。

 

その代り、「ホームケアをしないと思うように改善しないし状態を維持するのが難しいのでその分通ってください」と言うしかありません（笑）

 

このことは当院だけではなく、一般の整体すべてにいけることです。

 

私たちは改善のお手伝いをさせていただくことが仕事であり、治すことが仕事ではありません。治すのは患者さんご自身の自然治癒力であり、その自然治癒力を十分に発揮するには日常的にセルフケアを行い、毎日の習慣、体の使い方などを改めていく必要があるのです。