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2019/04/5 体の緊張を緩ませる簡単な方法
こんにちは。
ご存知かと思いますが、日中は交感神経という自律神経が優位に働きます。
夜は副交感神経という自律神経が優位になります。
交感神経は活動するための神経で、副交感神経はリラックスするときの神経です。
どっちが良い悪いではなく、この二つの自律神経のバランスがとても大切です。
今の気候による自律神経の疲労はもちろんありますが、一年中、いつも緊張している方が多いです。つまり、交感神経が優位になっている人が多いです。
体が緊張している・・・ということは「脳」が緊張している・・・といえます。
脳の緊張を開放していけば、自然と自律神経の働きは改善してきます。
ただし、生まれ持った先天的な弱さや、後天的な蓄積疲労、地球環境の変化などによって、頭がカッチカチになっている人が多く、一朝一夕にはいかない方が多いのも現状です。
表面的な痛みは、幹部に対する刺激療法によって一時的に軽減したり、消失したりすることはあります。
しかし、その痛みの根本的な原因となっている、自律神経の弱さや疲労は残り、また同じ症状の再発や、また新たな症状を引き起こします。
まずは、日常から、疲労を蓄積させないことが大切です。
そのためには、当院の患者さんにはお伝えしているホームケアはもちろんですが、知らない方は、「呼吸」を意識すると良いかと思います。
昨日も患者さんで、いつも体に力が入っている方なのですが、継続来院により、だいぶ頭も小さく柔らかくなって、以前に比べ、柔軟性があり、立ち振る舞いも男らしくなってきました。
しかし、それでもまだ、気が付けば体に力が入っていることがあります。
そこで、呼吸をもっと意識的にしていただくことをお伝えしました。体の緊張を抜くためのやり方です。
やり方は簡単で、ゆっくり吸って、吐くときに「緩みます」とか「脱力~」と言いながら、実際に脱力していただきます。それを3回程行います。
(余裕があれば、吸うときに丹田(臍と恥骨の間)を意識し、吸うときより吐くときに時間をかけます)
すると体の緊張が緩み、その呼吸をする前と後では、いかに体に力が入っていたかが、よく分かると思います。
ポイントは小声でもいいので、最初のうちは実際に言葉に出して言いながら吐くということです。
「緩みます」でも、「脱力します」「リラックス~」でもいいのですが、私の場合は「解き放つ」と、言っています。ちょっと怪しい人ですが(笑)
その時に、体の毒素を全部出し切るイメージを持ちます。けっこうおススメです。
恐れ入りますが、以下の項目に該当する方は、来院をご遠慮ください。
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①リラクゼーション目的や、強いマッサージをご希望の方
※当院はもみほぐし、リラクゼーションサロンではございません。強い刺激は逆効果になります。 -
②1回の施術で改善すると思っている方
※急性的な問題であれば1度の施術で痛みが軽減することはありますが、ほとんどの方は慢性化しているため、1回の施術では改善しません。 -
③当日キャンセルや遅刻を繰り返す可能性のある方
※キャンセル料は発生しませんが、遅刻すると次の患者様のご予約がありますので、施術時間が短くなり施術効果も低下してしまいます。 -
④助成券の使用だけが目的の方
※当院は「福山市指定施術所」ですので、福山市民で75歳以上の方に発行される助成券はご使用になれます。
ただし、症状や健康に対する意識が低く「使えるものは使っておこう」という方のご来院はご遠慮くださいますようお願い致します。 -
⑤高熱や炎症症状を伴う方
※まずは病院を受診してください。 -
⑥脳が元気になれば、全ての症状が短期的に治ったり、奇跡的な変化があると思っておられる方
※「脳が元気になれば体も元気になる」ということは、最近は一般的にも言われていますが、当院の施術によって、全て短期的な結果や成果が出るわけではございません。生まれつき体の弱い方や、蓄積された疲労の強い方は長期的な施術が必要な場合もあります。