スタッフブログ
2023/04/15 「春は眠い、だるい」その本当の理由 ~前編~
~当院のニュースレター「脳活通信」4月号より引用~
春はとっても眠たくて、どうも体が怠く感じますよね。
なぜ、気持ちが良い季節なのにそのようなことになるのでしょう?
その原因は「自律神経の疲れ」です。
春は暖かくなってとっても気持ちが良い反面、体内では季節変わりの「寒暖差」でとても疲れやすくなっています。
自律神経は、【「交感神経」=活動・緊張】【副交感神経=休息・リラックス】に、分類されます。
「じゃあ、春の陽気は気持ちが良いから副交感神経が優位になっていいんじゃない?」と思われるかもしれませんが、むしろその逆で、体は寒暖差に対応するために交感神経が優位となることが多くなります。交感神経優位の状態はエネルギー消費量が増え、体が疲労しやすくなります。
「三寒四温」と言いますが、これは高気圧と低気圧が交互に切り替わる状態です。低気圧の状態では体の内圧は上がりやすくなります。血圧、眼圧、脳圧などもそうです。
当院の分院・指泉堂のコンセプトである「健康の根源は脳にあり」という文言通り、「脳圧」が上がるということは「脳の機能低下」、つまり「自律神経機能の低下」を意味します。
さらに、低気圧状態では、空気中の酸素濃度が低くなるため、体は活動を抑えようと、副交感神経優位の状態になります。このような季節の変化に対し、自律神経は体内の状態を一定に保とうと頑張ってくれています。
(これを恒常性維持=ホメオスタシスと言います)。
このホメオスタシスがしっかり働くためにも「睡眠」は絶対的に欠かせないものです。
「人は寝ている間にしか疲労は回復しない」と言っても過言ではないほど、睡眠時の回復というのはとても大切なことです。
ところが、その一方で春は自律神経の不調により「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」「目覚めが悪い」といった、睡眠障害が起きやすい状態になっています。そうなると、睡眠の質の悪さを、時間で補うしかないのです。寝ても寝ても眠たいのはそのためです。
「春眠暁を覚えず」と言うように、昔の人も春はとても眠たかったのでしょうね。
~続く~
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